二重あごをなくす簡単な方法！マッサージや舌体操、改善グッズとは？

加齢や肥満などで、あごのたるみが出て二重あごになると、顔が大きく見えてしまいがちです。

たぶん表面積が広くなるからでしょう。
顔が大きくなるだけならまだしも、問題は実年齢用よりも老けてみえることでしょう。

また、男性の場合だと一般的に髪も短いし、ワイシャツ姿の場合は特に顎のラインが目立ってしまいます。

ワイシャツはＴシャツなどとちがって、襟があごに接近するので、あごが描く二重の曲線がより目だってしまいます。

また二重アゴは｢口呼吸｣の原因になったりします。

それは、たるんだアゴの重みで下あごが引っ張られ、口が半開きの状態になりがちだからです。

口呼吸のままでいると、口の中の雑菌が増えて口臭がキツくなったり、唾液が乾くため風邪など病気の危険性も上がります。

それに、睡眠時にはいびきをかいて、そのまま症状が進むと｢睡眠時無呼吸症候群｣になってしまう場合もあります。

また、たるんだアゴは汗がたまって雑菌が繁殖しやすい環境になっているので、臭い匂いの原因になります。

｢臭い｣は本能的な要素のため、容姿以上に人の好感度を左右しますので気をつけないといけません。

また、たるんだアゴはひげも剃り残しやすくなっているので、だらしない印象になっていしまいます。

このように、様々なマイナスがありますので、たかが二重あごとあなどって放置しないようにしましょう。

今回は、短期間で二重あごをなくす簡単な方法をご紹介しますね。

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二重あごの原因とは？

二重あごを解消するには、原因をきちんと明らにして、ピンポイントで対処すれば大丈夫です。

二重あごを引き起こす原因にはどんなものがあるでしょう？

肥満が原因で二重あごになるのは、まずは痩せることが第一歩です。

問題なのは太っていないのに2重アゴになっている場合です。

そんな場合の原因は主に表情筋や首の筋肉の衰えです。

筋肉が弱まって十分に動けていないと、代謝が滞り、どんどん老廃物が溜まってしまいます。

そんな状態が続くと、むくんだり、たるんだりして、ぽっちゃりした感じの顎になってしまいます。

ポイントになる筋肉は、「広頸筋｣と｢オトガイ筋｣です。

広頸筋は下顎を引き下げる働きがあり、オトガイ筋は下顎を押し上げる働きがあります。

出典：http://cal.med.keio.ac.jp/spalteholz/J416.html

広頸筋は姿勢の悪さが原因となり、オトガイ筋は咀嚼回数の減少など現代人の生活習慣が原因となることが多いです。

広頸筋とオトガイ筋という2つの筋肉が衰えることによって、顎から首の代謝は著しく低下して老廃物がたまりやすくなってしまっています。

あごから首にかけての部分は、どちらかといえば筋肉が発達していて、代謝が活発で、もともと脂肪が少ないほうです。

したがって、脂肪を落とすよりもまず代謝、溜まってしまった老廃物を取り除くことが、二重あごを解消してスッキリした輪郭を取り戻すには重要です。

広頸筋とオトガイ筋の他に、衰えると二重あごの原因になる筋肉には舌の筋肉もあります。

舌の筋肉が衰えるとなぜ二重顎になってしまうのでしょうか？

出典：http://www.shimizu-dental-clinic.net/mft.html

それは舌の動きと喉の動きが連動しているからです。

舌を動かしている時に喉を触るとわかりますが、喉も動いているはずです。

これは、舌の付け根にある｢舌骨｣という骨が舌を動かすと動き、それにつながる「舌骨筋群」が動くからです。

舌骨筋群

出典：http://www.pt-pilates.info/?p=4752

舌骨筋群は、喉の皮膚とつながっています。

そのため舌を動かさないと舌骨筋群が使われずに衰えたるむと、喉の皮膚がたるむのです。

喉は顎と首の境界に位置します。

その境界部分の皮膚がたるんで代謝が衰えることによって、脂肪や老廃物が溜まってしまい二重あごになってしまいます。

二重あご解消法①　チョキチョキ･マッサージ

チョキチョキ･マッサージは、指をじゃんけんのチョキのカタチにして、顎の下と耳の下にあるリンパ節を人差し指と中指ではさんで、刺激する運動です。

出典：http:/www.japan-net.ne.jp/

ポイントは、肘をしっかりと肩の位置まで上げることと、スタートの姿勢で顔を真正面に向けること。

肘をしっかりと上げることによって、肩の筋肉が動いてリンパの流れが促進されます。

また、真正面に向けることでリンパの流れをスムーズにできるからです。

入浴時に行なうと体温が上昇してリンパの巡りがよくなっているのでより効果的です。

また、このマッサージでは首回りの筋肉も同時に鍛えられるので、効率よく二重顎を解消できます。

ちなみに、MTG ReFa CARAT (リファカラット)という500万本以上売れた商品がありますが、まさにこの原理を利用したものです。

チョキチョキ･マッサージも結構手が疲れがちですから、こういった改善グッズを使うのも手ですね。

カミさんが持っていて、借りて使ってみましたが、確かにあごのラインがスッキリします。

リファ カラット

二重あご解消法②　舌スイング体操

先程お伝えしたように、舌骨筋群が衰えることも二重あごの原因になりますから、舌骨筋群を鍛える舌スイング体操もご紹介します。

舌スイング体操のやり方は下記のとおりです。

1. 背筋を伸ばして両手をクロスして首を大きく後ろに反らす。
2. そのまま舌を前に突き出して、口角にぶつかるほど舌を左(もしくは右)にスイングする。
3. 次は逆向きに舌をスイング。
4. この動きを４往復する。
5. これを3セット

舌スイング体操によって、舌の筋肉を鍛えれば二重あごの改善になります。

舌スイング体操は、首を伸ばす動きも含まれるので、広頸筋も同時に鍛えられて血液やリンパの流れがさらに促進するため、脂肪燃焼効果も期待できます。

入浴時に行なうと体温が上昇してリンパの巡りがよくなっているのでより効果的です。

舌の筋肉は結構重要で、うまく舌が動いていないと、飲み物や食べ物を飲み込むときに、器官に入って咳き込んでしまいます。

高齢になるとで嚥下が上手くできなくなるのも、舌の筋肉が衰えることが原因です。

また、二重あごが原因で起こる口呼吸も舌を鍛えれば改善します。

きちんと鼻呼で吸するためには、鼻で吸い込んだ空気が口にもれないように、舌が上顎を押す力(喉を塞ぐ動作)が必要だからです。

また、舌を動かす舌下神経というは脳に直結しているため、舌を動かすことによって大脳皮質の萎縮を防ぐ働きがあるといわれています。

この運動は、喉の筋肉を鍛え、脂肪を燃やし、脳の働きも活性化できるので、多くのメリットがありますから、ぜひ習慣にしてみてください。

二重あご解消法③　咀嚼回数を増やす

二重あごの原因の1つは舌の筋肉が衰えですが、実は、舌の筋肉が衰えてしまう最大の原因は、咀嚼回数の減少なんです。

ものを食べているとき、舌は、歯で噛み潰したものを集めたり、喉に詰まらせそうな食べ物(咀嚼し切れていない食べ物)を飲み込まないよう、噛んでいる最中に喉をブロックするするなど、常に動いています。

このように咀嚼回数と舌の運動は密接な関係にあります。

柔らかい食べ物ばかりを好んで食べていると咀嚼回数が減り、舌が動く機会も減り、結果として筋肉が衰えてしまいます。

ですから、ものを食べるときに咀嚼回数を多くするよう意識して食べてみてください。

よく噛むことは、二重あご解消に一番の処方箋となります。

また、よく噛むことによってダイエットの効果も期待できます。

それは、脳内ホルモン「ヒスタミン」の分泌が促され、満腹中枢を刺激するからです。

少ない量でも満腹感が得られれば、無理なく食べる量を減らすことができます。

また、交感神経が刺激が刺激されて、内臓脂肪の分解も促進され太りにくくなります。

二重あごも解消でき、痩せることができれば、若見え効果が期待できますから一石二鳥ですね。

まとめ

下のイラストのように、二重あごでいると本当に老けて見られてしまいます。

たるんだ感じがするからでしょうね。

二重あごの解消方法として、チョキチョキ･マッサージ、舌のスイング運動、咀嚼回数を増やすをご紹介しましたが、どれかひとつでも習慣にできるといいですね。

歳を取れば取るほど、外見は汚くなりがちの傾向がありますから、気をつけたいですね。

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