死ぬ前に後悔すること!?死の直前に思うことってどんなこと?
目次
死ぬ前に後悔すること・死の直前に思うこと
人は死の直前にどんなことを考えるんでしょう?
死ぬ前に後悔することってどんなことでしょうね。
年齢が50代ともなると残された人生をなんとなく想像してしまいませんか?
私はそうでした。
2015年現在のの日本人の平均寿命は83.7歳で世界で1位で、男性の平均寿命が世界で6位の80.5歳、女性の平均寿命が世界で86.8歳で世界1位です。
平均寿命まで生きるとすると、たとえば男性なら50歳だとすると、その後30年くらい生きられます。
ただ、平均寿命はあくまで生きているという寿命であって、病床に臥せっていても生きていればカウントされるわけです。
ですがもし、病気で寝たきりになったとしたら、本当に人生を楽しんでいるとは言い難いかもしれません。
そう考えれば、いつまで健康でいられるかということがポイントになるでしょう。
そのことに参考になるのが健康寿命です。
健康寿命とは健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を指します。
2013年の場合ですが、日本人の男性が71.11歳、女性が75.56歳で男女とも世界で1位だそうです。
ですが、50歳の人が健康でいられる期間は男性なら21年、女性なら25年ということになってしまいます。
「ああ、もう年末か・・・もう正月がくるんだなぁ。早いなぁ」って21回から25回言ったら、健康を崩して日常生活を普通に送れなくなるかもわかりません。
そう考えると人生を本当に楽しめる時間は、そんなに長くないと感じませんか?
私は短く感じてなりません。
ですから、残された人生を後悔のないように送りたいものですね。
人は死の直前にどんなことを考え、死ぬ前に後悔することってどんなことなのか?
今回は書籍からの抜粋ですが参考になると思いますのでご紹介しますね。
これらの書籍は緩和医療の専門医や医学博士、僧侶などの実際に死を迎える間際の人に立ち会った方々がまとめたものです。
死ぬ間際によくある後悔トップ30
お金・子供編
●銀行窓口にだって、もう行けやしない
銀行から「相続の手続きは、電話では対応できない」といわれ、「自分のカネなのに」と病床で憮然とする。
●カネで家族がバラバラになるなんて
相続に関するいざこざは、家族離散のもと。病床で子供達の不和に嘆く羽目になってはつらすぎる。
●生命保険、解約するんじゃなかった
家のローンや教育費で出費がかさみ、生命保険を解約してお金を捻出。しかし病気が見つかってから、解約を悔やむ。
●カネなんて当てにならない
どれほど多くの預貯金があっても、健康を取り戻すのには何の役にも立たない。
●本当は孫の顔を見たかったね
子供は未婚。
面と向かっては言えないが、孫と過ごす幸せも味わってみたかった。
●もっと伸び伸び育てればよかった
「勉強しろ」とばかり言っていた。
病気になってみれば、学歴なんて関係ないのに。
●もっと子供達と一緒に過ごせばよかった
仕事ばかりで家庭を顧みなかった。父親として何も残してやれなかったのではないか。
●まったく見舞いに来ないんだ
義理堅い人間に育てたつもりなのに、どうして子供達は見舞いに来てくれないのか。
健康・食べ物編
●「年のせい」なんて勝手に決めてバカだった
高齢になれば腰の痛みなんて誰にでもある。そう思って、放っておいたらガンだった。
●会社の検診になんでバリウム検査がないんだよ
自費でバリウム検査をしていれば、胃がんを早期発見できたはず。会社の検診だけに頼って失敗した。
●あの時医者のいうことを聞いておけばよかった
定期的な運動を勧められていながら、仕事にかまけて聞く耳を持たなかった。
●ちゃんと体を労っておけば、こんなことにはならなかった
自分の体を大切にせず、ずいぶん無茶や無理を重ねてしまった。そのツケが回ってきた。
●あんなに好物だったのに、味がしない・・・・・
病気で味覚が変わってしまった。好きなものを「美味しく」食べられないのが何よりつらい。
●病室で一人で食べても、味気ないったらありゃしない
食事の目的は栄養補給だけではない。家族や仲間と食事を囲むから楽しかったのだ。
●もういっぺん寿司が食べたい
今回の誕生日がきっと最期になる。祝いに寿司を食べたい。回転寿司でいいから。
●バーボンを一杯ひっかけるのが楽しみでね
海外赴任して、バリバリ働いているころに覚えた酒には、甘美な思い出が宿る。
趣味・恋愛編
●ジムであんなに鍛えていたのに
ムキムキな筋肉が自慢だったが、不治の病に筋トレする暇があったら検診を受けるべきだった。
●ようやく第二の人生が始まると思ったのに
定年退職したら社会貢献活動に精を出すつもりだったが、50代で病に侵される。定年を待つことはなかった。
●パチンコに連れてってくれ
パチンコが最高の娯楽だった。今は車椅子だが、最期にもうひと勝負したい。
●もう何の生きがいも感じない
仕事だけが生きがいの人ほど、病気で働けなくなったときの絶望は深い。
●女房が心配してくれないんだよ。こんな甲斐性なしじゃ仕方ないか。
好き放題に生きてきた。病気になった途端、妻に面倒を見てもらおうとしても無理な話だった。
●ちゃんと入籍しておけばよかった
訳あって事実婚を選んだが、やはり夫婦になればよかった。
●彼女の○○ちゃんにもう一度会いたい
単身赴任先でいい仲になった女性が恋しい。「あのころのオレは結構モテたよな」と懐かしい。
●頼むからそばにいてくれ
病気で感じる孤独感は想像以上だ。少しでも奥さんがそばを離れると不安でたまらない。
旅行・仕事編
●両親の墓に手を合わせたい
故郷から気持ちも時空も遠く離れても、望郷の念にかられることがある。
●「オリンピック」に行きたい
五輪でなく、スーパーの「オリンピック」。もはや自分で買い物することさえ叶わない。
●最期に海を見たい
マリンスポーツを愛好した人がつぶやいた。潮風を感じるだけでも満ち足りた気持ちになれるという。
●仕事を辞めるんじゃなかった。病気に向き合うばかりじゃ息が詰まる
がん治療に専念しようと会社を辞めたのは間違いだった。今思うと、時短勤務もできたかもしれないのに。
●早く職場に戻りたい
情熱的に仕事に打ち込んでいた日々が自分の絶頂期だった。輝いていたあのときの自分を取り戻したいと願う気持ちは強い。
●仕事を辞めたら、タダの人だった
役員時代はおだててくれる部下もいたが、退職した途端、スーッと周囲から人がいなくなった。
プレジデント 2016.11.14号 より抜粋
Sponsored Link
死ぬときに後悔すること25
- 健康を大切にしなかったこと
- たばこを止めなかったこと
- 生前の意思を示さなかったこと
- 治療の意味を見失ってしまったこと
- 自分のやりたいことをやらなかったこと
- 夢をかなえられなかったこと
- 悪事に手を染めたこと
- 感情に振り回された一生を過ごしたこと
- 他人に優しくなかったこと
- 自分が一番と信じて疑わなかったこと
- 遺産をどうするかを決めなかったこと
- 自分の葬儀を考えなかったこと
- 故郷に帰らなかったこと
- 美味しいものを食べておかなかったこと
- 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
- 行きたい場所に旅行しなかったこと
- 会いたい人に会っておかなかったこと
- 記憶に残る恋愛をしなかったこと
- 結婚をしなかったこと
- 子供を育てなかったこと
- 子供を結婚させなかったこと
- 自分の生きた証を残さなかったこと
- 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
- 神仏の教えを知らなかったこと
- 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと
「死ぬ前に後悔すること25」より抜粋
医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト
- 「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかった
- ストレスの多い人生を送ってしまった
- がんにのまれてしまった
- 人を恨みつづけてしまった
- 生きているうちに「ごめんなさい」と言えなかった
- やりたいことができなかった
- 自分だけは「大病にはならない」と思い込んでいた
- なんでも「ラクしよう」としてしまった
- 低体温をそのままにしてしまった
- 人に言えない悩みを引きずってしまった
- 夜型の生活をつづけてしまった
- 「病院に行けばなんとかしてくれる」と思い込んでしまった
- 病気のせいで夢をあきらめてしまった
- もっと真剣にリハビリをしておけばよかった
- 途中で病院を替えることを躊躇してしまった
- セカンドオピニオンを聞かなかった
- 薬で病気を治せると思ってしまった
- 健康診断で病気にされた
- 薬漬けになってしまった
- 医者に薬の服用を強要されてしまった
- 延命治療を受けてしまった
- 病院をたらいまわしにされた
- 家族に無理やり入院させられてしまった
- 延命治療は望んでいないことを家族に伝えていなかった
- 家族に自分の生死のリスクを負わせてしまった
- 家族に究極の選択をさせてしまった
- お金が尽きた
- 西洋医学を否定する治療法を信じてしまった
- 「なんでも治せる」と言うヒーラーを信じてしまった
- 経済的な事情で保険のきかない診療を受けられなかった
- 「愛している」と言えなかった
- 遺言を書いておかなかった
- エンディングノートをつけておかなかった
- 「TO DOリスト」をつくらなかった
「医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト」より抜粋
どうでしたか?
何か思い当たる節のある人は、後悔のないように軌道修正しましょうね。
私もかなりの修正が必要なようです(笑)
↓50歳からの生き方関連記事
人生の満足度テスト!?診断は?人生がつまらないときあなたはどうする?
Sponsored Link
関連記事
-
50歳前後の仕事もつ女性の危機、アラフィフ・クライシスとは
アラフィフ・クライシスとは アラフィフ・クライシスという言葉を耳にされたことはありますか?
-
ミッドライフ・クライシスの症状とは?人生満足度曲線から人生のどん底の時期は50代!?
ミッドライフ・クライシスとは? 「ミッドライフ・クライシス」という言葉を聞いたことはありますか?
-
オーバートレーニング症候群とは?原因・症状・治療法
オーバートレーニング症候群とは?なでしこリーグの浦和のMF藤田のぞみ選手が現役を引退すると1月16日
-
腹筋が割れる順番とシックスパックになる体脂肪率の目安
私は死ぬ前までには、もう一度腹筋を割ってみたいという願望を密かに持っています。 バキバキに割れ
-
カロリー制限で寿命延長!長寿の鍵サーチュイン遺伝子を活性化して健康寿命もアップしよう!
あなたは長生きしたいですか? どうせ長生きするなら健康でいたいですよね。 今朝、羽鳥慎一
-
50代男性・女性の恋愛心理のちがいとは?
50代男性・女性の恋愛心理のちがいとは? 50代アラフィフは、定年もそう遠い未来ではなくなり、ある
-
インフルエンザワクチンの予防接種は効果なしという説は本当なのか?
インフルエンザワクチンの予防接種は効果なし!? インフルエンザが大流行しているようですね。
-
50歳からの生き方を考える、アラフィフからは
50歳からの生き方を考える 50歳といえば、60歳定年まであと10年、65歳定年ならあと15年ほど
-
お腹の脂肪を簡単に取る方法!50代向けのダイエットとは?
50代の人って、長年の生活習慣の蓄積で、お腹に脂肪がついているのは当たり前。 貫禄はつくでしょ
-
体を柔らかくする簡単ストレッチ方法!
体の柔らかさが老化予防のカギ 年をとって柔軟性が低下したと感じることはありませんか? 年齢を