体内年齢とは？下げることで若くなる方法は？計算方法は？

今日ジムでトレーニングしてきました。

毎回エアロバイクや筋トレをひととおり終えて、最後に体組成測定機能のある体重計に載って計測します。

年齢、性別、身長、体重を入力して測定すると、体脂肪率や基礎代謝、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪量などが表示されます。

コンビニサラダダイエットの効果もあってか、今日は体重61.9kg、体脂肪率19.6％でした。

その他はあまり憶えていませんが、体年齢が38歳と表示されました！

50代の私が10歳以上も若い体年齢であるわけです。

なんといっても若く表示されることはうれしいですよね。

ところで、この「体年齢」っていったいどんな方法で計算されているんでしょう？

「体年齢」を下げて若くするにはどうすればいいんでしょう？

とても興味が出たので調べてみました。

体内年齢とは何？

体年齢は体内年齢とも言うようです。

どうやら、タニタ、オムロン、パナソニックなどの、体重計や体組成計を作っているメーカーが独自の基準から導き出した数値のようです。

各メーカーで共通しているのは、体重や体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベルなどを測定して算出した基礎代謝量を基準値と比較して出した数値というところです。

基準値というのは、厚生労働省が発表した基礎代謝基準値やメーカー独自の基準値もあるようです。

各メーカーは基準値を明らかにしていませんから、参考に厚生労働省が発表した基礎代謝基準値を年齢階層別に基準値が算出されていますのでグラフにしてみました。

基礎代謝基準値
（厚生労働省）

つまり、体内年齢の高い低いは下記のようなことです。

体内年齢が低い（若い）：体重計や体組成計で測定して算出した基礎代謝量 ＞ 基礎代謝基準値

体内年齢が高い（年寄り）：体重計や体組成計で測定して算出した基礎代謝量 ＜ 基礎代謝基準値

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体内年齢の計算方法は？

この基礎代謝基準値は、「kcal/kg/日」という単位で表されています。

つまり、体重1kgあたりの1日の基礎代謝量というわけです。

たとえば、年齢50歳の場合、厚生労働省のグラフによれば、基礎代謝基準値は20.7kcal/kg/日ですから、体重65kgの人なら

20.7kcal/kg/日ｘ65kg＝1345.5kcal/日

1日あたり1345.5kcalの基礎代謝があるということですね。

ですから、実際に体重計に載って測定した、体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベルなどから算出した基礎代謝量がこの基礎代謝基準値より高ければ高いほど、体内年齢が若くなるというわけです。

私の場合、61.9kgでしたから、1日あたりの基礎代謝は、20.7kcal/kg/日ｘ61.9kg＝1281.33kcal/日ということになります。

今日体重計で測定した基礎代謝は、たしか1350kcalくらいでしたから、体内年齢が若く表示されたというわけですね。

体内年齢の算出基準はメーカーによりまちまち

でも、こんなことがありました。

スポーツジムの体重計で測定した体内年齢より、自宅の体重計で測定した体内年齢のほうが8歳くらい高いんです。

これっていったいどういうことなんだろう？

体内年齢は体重計や体組成計で測定した、体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪などから基礎代謝量を算出しています。

メーカーによって少々のちがいはあるにしても、8歳とは差が大きすぎます。

調べてわかったことは、メーカーによって、蓄積したまちまちのデータを目安にしており、算出基準がちがうということです。

下に主なメーカーのＨＰの説明などから抜粋したものをご紹介します。

タニタ

体内年齢は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から、どの年齢に近いかを表しています。
厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値（体重あたりの基礎代謝量）」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出しています。

出典：http://www.tanita.co.jp/health/measure/taisoseikei/

オムロン

体年齢は、基礎代謝をもとに算出した体の年齢で、オムロン独自の指標です。
基礎代謝は体重、体脂肪率、骨格筋率などを総合して算出しているので、体年齢は自分の体を総合判定する目安になります（オムロン体重体組成計では、17才以下の方の体年齢は表示されません）。
測定した体組成データをもとに総合判定しているため、身長と体重が同じでも、体年齢は違ってきます。

http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf/guide/02.html

パナソニック(Panasonic)

体年齢とは、体組成の数値から算出した数値です。目安としてご参照ください。
体組成とは体を構成する組成分で、脂肪・筋肉・骨などがあります。体重や体脂肪だけでなく、 基礎代謝や内臓脂肪レベル、筋肉レベルといった「体組成」の状態をチェックする ことで、より効果的な健康管理ができます。

出典：http://www.panasonic.jp/p-db/contents/manualdl/1428052115359

ですから、体内年齢は体重計や体組成計で測定した状態によってもちがうし、体重計や体組成計のメーカーによっても基準がちがってくるということですね。

つまり、厳密なものではなくて、あくまで目安にすぎないということです。

体内年齢を下げて若くなる方法は？

目安にすぎないとは言っても、やはり体内年齢が若く表示されたほうが気持ちいいですよね。笑

じゃぁ体内年齢を下げて若くなるにはどんな方法になるの？

私が調べてみたところ、タニタのＨＰに目安となる文言が載っていました。

一般的に歳をとるにつれ筋肉量と基礎代謝が低下する傾向にあるので「筋肉量が多く」「基礎代謝が高い」ほど、体内年齢は若くなります。

出典：https://www.karadakarute.jp/tanita/column/columndetail.do?columnId=172

つまり、筋肉量を増やして、脂肪を減らすこと。

それに、基礎代謝を上げることですね。

下のように各メーカーの説明を見ても同じですね。

タニタ 体内年齢

出典：http://www.tanita.co.jp/cms/common/pdf/support/rd_series/rd906_907_e02_e03.pdf

オムロン 体年齢

出典：http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf/guide/02.html

出典：http://panasonic.jp/manualdl/p-db/ew/ew_fa13.pdf

基礎代謝を上げるには？

基礎代謝量の内訳

厚生労働省のデータによれば、基礎代謝の中で多くのエネルギー代謝量を占めているのは骨格筋の22％です。

脳や内臓などもエネルギー代謝がありますが、コントロールできそうなのは骨格筋です。

骨格筋とは運動して増やせる筋肉のことで、運動で骨格筋が増えることで消費するカロリーが増え、基礎代謝量もアップするということです。

まとめ

体内年齢を下げて若くなるには、筋肉量を増やして、脂肪を減らし、基礎代謝を上げること。

やはり日頃から運動が必要でしょう。

また、食べ物も脂肪のつきにくい食べ物がいいですから、炭水化物などは控えめのほうがいいでしょうね。

いすれにしても、運動や食生活に注意してダイエットを心がけていれば、自然に体内年齢は下っていくでしょう。

スリムな体型のほうが体内年齢だけでなく、外見も若く見えますしね。

50代アラフィフでもがんばっていきましょう！

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