老眼鏡で視力回復トレーニング？ 老眼改善にスプーン？

老眼は50代アラフィフともなると、ほとんどの人がなっているのではないでしょうか？

週刊ポストを読んでいたら老眼を簡単に改善する方法がありましたのでご紹介します。

それによると、最近は携帯電話やスマホの普及で手元の近くものを見ることが多くなっている。

近くを見るときには、眼の中のレンズ「水晶体」のピントを調節する筋肉「毛様体筋」が緊張して負荷がかかるため、筋肉が疲労して老眼を引き起こすケースもあるのだとか。

水晶体と毛様体

出典：https://www.meganesuper.co.jp/kodawari/course/senior/

老眼とは？

そもそも老眼とはどのような状態のことをいうのでしょうか。

老眼とは眼の中のレンズ「水晶体」弾力性が落ちて固くなって、近くを見るときに調節ができなくなる状態をいいます。

一般に、形をはっきりと識別できる最も近い距離（近点距離）が30cm以上になると老眼の疑いがあるといわれます。

近点は年齢によってちがいがあり、年齢が高くなるほど長くなります。（個人差はあります）

30cm以下であっても実年齢より近点距離が遠ざかっている方は老眼の疑いがあるそうです。

近点距離の簡単なチェック方法

1. 片目を手などでおおう（メガネやコンタクトはつけたまま）
2. 測定するもう片方の目の前に人差し指をピントがボケるところまで近づける
3. ゆっくり指を離していき、指のしわがはっきり見える、ピントが合った時の距離が近点距離です

老眼で近くのが見えない。。。

老眼になると、近くのものを見るときにメガネやコンタクトレンズが必要になります。

そんな老眼を改善するのに役立つ方法をご紹介します。

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100均の老眼鏡で視力回復トレーニング

メガネやコンタクトレンズは普通、メガネ屋さんで視力を測定して、自分の目の状態に合ったレンズを作ってもらうと思います。

しかし、今回ご紹介するのは、ダイソーなどの100円ショップで購入した老眼鏡で、視力回復トレーニングを行う方法です。

この方法は彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長の平松類氏が推奨するものです。

視力回復トレーニングは簡単です。

1. 100円ショップで売っている「＋2度の老眼鏡」を購入する。
2. 「＋2度の老眼鏡」をかけて1日１回、1ｍ～3ｍ先をぼんやりと5分間くらい眺める

これだけです。

普段メガネやコンタクトレンズを使用している人は、その上から＋2度の老眼鏡をかければいいそうです。

「＋2度」の理由は、メガネをかける人の視力に関係なく、最も幅広い層に「ぼやけた視界」をレンズ越しに作り出せるためだそうです。

↓本も出版されています。

1日5分かけるだけ! 100円メガネで視力は回復する! !

老眼の度数と老眼鏡の選び方とは？

ちなみに老眼の度数とはどんな意味か調べてみました。

まず度数は水晶体の調節力と関係します。

水晶体の調節力はＤ(Diopter ディオプター）という単位で表され、下記の式で計算します。

水晶体の調節力(D)=1÷近点距離(cm)×100

たとえば上の表で50歳の人の近点距離は40cmですから、

調節力(D)=1÷40cm×100＝2.5Ｄ

50歳の人の調節力は2.5Ｄということになります。

そして、読書をする場合に約30cmの距離で本を読むとします。

そのために必要な調節力は

調節力(D)=1÷30cm×100＝3.3Ｄ

3.3D必要ですから、2.5Dでは足りないことになります。

3.3Ｄ-2.5D＝0.8Ｄ

0.8Ｄの調節力が不足するわけですので、それを老眼鏡で補うことになります。

老眼鏡は、不足した水晶体の調節力を補うメガネです。

老眼鏡の度数は＋1.0から始まり、0.25刻みで選べます。（既製品の場合は+1.0から0.50刻みが多いようです）

そうすると、+1.0度ほどの老眼鏡をかければ、読書ができることになります。（遠視や近視気味の場合は少し調整が必要ですが）

「＋2度」の老眼鏡はより近くにピントが合いますが、1ｍ～3ｍ先ですとぼやけた視界になるというわけです。

老眼改善にスプーンでマッサージ

週刊ポストにはスプーンを使って眼球をマッサージする方法も紹介されていました。

ご紹介しますね。

まずは、家庭にあるステンレス製のスプーン（カレースプーンくらいのサイズ）を熱湯を注いだコップの中に2～3秒入れ、45～50℃（触るとちょっと熱いと感じる程度）に冷まします。

スプーンを使って眼球をマッサージする方法

①スプーンの底のまるい部分で、眉毛にそって、目頭からこめかみ、こめかみから目頭へと軽く叩く（タッピング）（5回繰り返す）

②スプーンの底のまるい部分で、目の下1cmほどの窪みのラインを目頭から目尻へとタッピング

③スプーンの底のまるい部分で、こめかみから頭頂部へ叩くのではなく擦るようにする

④スプーンの柄の先端部分で、こめかみをギュッと3秒間押す（温かくなくてもいい）

この方法を推奨しているのは日本リバース院長の今野清志氏です。

今野氏曰く、「水晶体」のピントを調節する筋肉「毛様体筋」は自律神経によってコントロールされており、自律神経が正常に働いていないことが老眼の原因になる。

失調状態の自律神経の働きを、眼球周辺の血流を良くし、酸素の供給を多くして、活性化させることで正常な状態に戻す。

最も効果的なのが、眼球周辺を温めることと直接的な刺激を与えること。

その両方ができるのが、温めたスプーンによるマッサージだというわけです。

このマッサージ法によって5万人の人の視力が改善し、中には0.4だった視力が1.0にまで回復した例もあるのだとか。

これは、試してみる価値がありそうですよね。

飲むだけで視力が0.1から0.8に回復した魔法のスープ

また、飲むだけで視力が0.1から0.8に回復した人もいるという「視力回復スープ」も紹介されていました。

視力回復スープのレシピ

1. 鍋に煮干し（イワシ）粉末、あご（トビウオ）粉末、昆布の粉末を入れ、水を加える
2. 弱火で30分煮出した後、茶漉しで漉したスープに、お好みで塩やお酢を加える

このスープを推奨するのは、回生眼科医院長の山口康三氏。

このスープには血流改善に必須のミネラルが豊富に含まれており、自律神経が正常化され、「毛様体筋」のピント機能を取り戻すことができる。

2～3ヶ月飲み続けると、患者の大半に視力回復効果が現れたそうです。

以上、週刊ポストから抜粋でしたが、なかなか興味をそそる内容でしたので、ご紹介させていただきました。

やってみなければわかりませんが、無料に近く簡単にでる方法ですから、試してみる価値は大いにあると思いますがどうでしょう。